浴槽底面複合破断ひび割れ修理(東京都板橋区)

浴槽底面ひび割れ
築26年を経過したマンション分譲住宅の浴槽で複合破断ひび割れ修理です、この浴槽は特殊構造の浴槽の為微細なひび割れより水が内部に侵入して浴槽底面を支える合板を腐食させその結果腐食部分が荷重に耐えられず複合破断ひび割れを起こしたものと推察されます。 

浴槽に微細なひび割れが入る理由として考えられるのが樹脂の経年劣化で、劣化原因は温度による樹脂の伸び率の関係で浴槽短辺方向の樹脂に負荷が掛かりやすい事によるものです、浴槽の長辺方向の温度によるに膨張は約0.4ミリ膨張するのに対して、短辺側の膨張は0.2ミリで長辺側の膨張による歪が短辺側に集中して起きる事と、同じく浴槽内に水を溜める事による樹脂の膨張が発生しますので、単純に計算をすると1日二回程度の熱による膨張と収縮を繰り返す事と、2日1回程度の水を溜める事による歪が発生します、それ以外にも入浴の際に身体を浴槽に依託する際に発生する浴槽短辺側の歪が蓄積され、使用開始から15年を経過する頃より樹脂疲労の蓄積で弱ってきた状態の浴槽に力が加わった事により複合破断ひび割れが発生したものと推測されます 

複合破断ひび割れの長さはひび割れの全体で約55cmで浴槽底面部分に複合破断ひび割れがに入った状態です、経年劣化により浴槽の耐久性が落ちている状態で過度な力が掛かった為複合破断ひび割れを起こした状態です、浴槽の底面の厚みが約3ミリと非常に薄く経年劣化が加わり微細なひび割れを起こした事による木部腐食が原因のひび割れと思われます。

市町村 東京都板橋区
修理範囲 浴槽底面ひび割れ修理・全体塗装仕上げ
修理料金(諸経費含む) 180,000円
底面のひび割れ状況

黒く見える部分が腐食をした合板です、このタイプの浴槽の場合底面の樹脂の厚みは3ミリ程度と薄く、浴槽にかかる荷重には耐える事が出来ません

裏側に補強版挿入

黒い部分の腐食した木材を取り除きエポキシ系パテを利用して取り除いた木材と同じ高さになるようパテ埋めを行い、切取った部分の浴槽樹脂を戻します

パテ埋め

エポキシ系パテの硬化を確認して戻した浴槽底面樹脂と既存樹脂の境目をポリエステル系パテで埋めて段差を極力なくします

底面全体修正

浴槽底面全体に歪みが発生して排水が上手く出来ない為浴槽底面の樹脂を平滑面かします

ライニング処理

全体の平滑面がある程度落ち着いたらひび割れ部分の補強の為♯450ガラス繊維シートでライニング処理を行います

ライニング部分研磨

ライニング部分を研磨してガラス繊維の凹凸を消します

平滑面処理

水の排水を確認しながら平滑面処理を行います、凹みがある場合排水をしてもその部分に水が溜まり浴槽掃除の際に弊害が出る為注意が必要な処理です

底面全体平滑面処理

次に浴槽底面全体の排水状況を見ながら研磨とパテ入れを繰り返して自然に水が排水できるよう調整を行います

塗装処理完了

最後に浴槽専用塗料にて浴槽全体を塗装し塗料が硬化後研磨処理を行い浴槽仕上げとなります

 

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