築15年を経過した木造住宅のの浴槽で単純破断ひび割れ修理です、単純破断ひび割れの状態やひび割れの入った部位から経年劣化による単純破断ひび割れと推測されます。 浴槽の樹脂が経年劣化を起こす原因は、主に温度による樹脂の伸び率の関係で浴槽短辺方向の樹脂に負荷が掛かりやすい事によるものです、浴槽の長辺方向の温度によるに膨張は約0.4ミリ膨張するのに対して、短辺側の膨張は0.2ミリで長辺側の膨張による歪が短辺側に集中して起きる事と、同じく浴槽内に水を溜める事による樹脂の膨張が発生しますので、単純に計算をすると1日二回程度の熱による膨張と収縮を繰り返す事と、2日1回程度の水を溜める事による歪が発生します、それ以外にも入浴の際に身体を浴槽に依託する際に発生する浴槽短辺側の歪が蓄積され、使用開始から15年を経過する頃より樹脂疲労の蓄積で突然ひび割れが起きる原因となります。 ひび割れの長さは約23cmで浴槽短辺側背中の当たる部分に縦に入った状態です、経年劣化によるひび割れの特徴は背中側の浴槽短辺又は循環器口の付近に入る事が多く、一本線状にひび割れが入るのが特徴です、ご使用開始より15年を経過すると樹脂の劣化が始まり、経年劣化によるひび割れが起きるようになりますが、必ずひび割れを起こす訳でもありません ひび割れ発生時は5㎝程度のひび割れでしたが、使用するうちにひび割れが拡大して水漏れを起こすようになった為に、弊社に修理を依頼された案件です。 | |
市町村 | 神奈川県川崎市中原区 |
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修理範囲 | 浴槽壁面23㎝の単純ひび割れ |
修理料金(諸経費を含む) | 54,700円 |
経年劣化による単純ひび割れ
浴槽裏側に補強板を入れて浴槽の強度を保つようにします。
ライニング処理を行い修理部位と既存浴槽との接着をします。
平滑面処理を行い修理部位の違和感を最低限に抑えます
浴槽専用塗料を既存浴槽に合わせて調色を行い塗装仕上げを行います
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