アクリル樹脂製の浴槽表面劣化修理となります 築30年の分譲マンションの浴槽です、アクリル樹脂の表面劣化の特徴である浴槽表面の凹凸が発生をした状態ですが、この凹凸が発生する原因は、アクリル樹脂浴槽の場合、水温20℃の水を入浴に適した温度40℃まで上げた場合浴槽長手方向に0.2ミリ程度の熱膨張が発生します、浴槽の設置方法では浴槽外側の面が外気に触れる場合があり、浴槽内部の伸び率と浴槽外側の伸び率に違いが発生をする為、その歪が浴槽内側の浴槽表面に影響をして使用開始から約15年を経過する頃には浴槽表面の劣化が進み浴槽表面にマイクロホールと呼ばれる微細な穴が発生し、その穴に毛細管現象で浴槽表面内側に水が入り込み、その水が乾燥をする際に水が気体化する際に水の体積の何倍にも膨らむことにより、アクリル樹脂の表面を持ち上げる力が掛かる為発生する経年劣化症状です。 アクリル浴槽の表面劣化の特徴である凹凸が浴槽全体に広がっておりその一部が割れて入浴の際に肌に触れて不快感が有る為修理依頼となりました | |
市町村 | 神奈川県横浜市磯子区 |
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修理箇所 | ワイド120奥行65アクリル製浴槽 |
修理料金(諸経費含む) | 221,000円 |

白く変色した部分が凹凸です

凹凸部分を研磨して全体的に平らに仕上げます

凹凸部分の処理を行った後にライニング処理を行います

ライニング硬化後浴槽全体をサーフェーサー塗布を行い硬化後研磨処理にて平滑面作成

ダブルコートにてアクリル浴槽の艶に近づけ仕上げとなります。
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